一酒一会

まず、減食したら?

英国政府は深刻化する肥満問題への対処のために"フィットネス担当相"なるポストを新設したという。独立した大臣というわけではなく保険省の大臣が兼務するとのこと。しかしポストの新設ということはそれなりのコストもかかるだろうに。

英国民の肥満問題の解決策。これは実に簡単で食べる量を減らすこと。これ以外に道はない、と私は断言する。Scotlandを旅行する時、夕食に地元の食材を食べるのが楽しみだけど、量の多さにはまいる。

英国ではスターター(オードブル)の中から1皿、メインから1皿選ぶというのが一般的だが、その1皿の量が日本では考えられないほど多い。スターターでさえ、日本のメインディッシュぐらいの量がある。だからメインディッシュの量はすごい。サイズを選べるビーフステーキでさえ最低で10oz(約300g)ぐらい。加えてポテトと茹で野菜は別皿で出される。

地元の人は3皿注文する人もいるし、ほとんどの人がデザートに巨大なアイスクリームやパイなどを食べる。私も少食ではないと思うがとてもまねができない。Scotlandに行った時はほとんどスターターにスープを注文し、メインの後はウィスキーを1杯というのがいつもの夕食のコースだ。

これがオードブル? at The Waterfront Restaurant, Oban今年は西海岸に行ったので魚好きな私は地元の魚介類を食べたい、と思い回数の限られている食事の中で多くの種類を味わおうとスターターに牡蠣やシーフード盛り合わせを食べた。牡蠣は6個なのでちょうどいいぐらいだけどシーフード盛り合わせはそれだけでお腹がいっぱいになりそうな量だ。当然ながらメインも注文しているので食後はちょっとお腹が苦しい。その結果旅行の後半になると胃がしんどかった。

残せばいいことなんだけど悲しいかな食べ物を無駄にしてはいけないとの思いがあり、できるだけ食べようとする。結局は野菜とかポテトとかは残すんだけど。健康のためには残す勇気も必要と何かで読んだ事がある。確かにその通りかも知れない。

夕食でこれだけ食べるし、朝食はいわずもがな。British Breakfastのボリュームはご存知だろう。"昼食はサンドイッチで軽く済ます人も多い"などとガイドブックに書いているけど、そのサンドイッチ1つの大きさは日本のものより大きく、1つ食べればもう十分と思うぐらいのボリュームだ。これにAleを1Pint飲めばちょっとカロリー取りすぎ?の感じがする。

こんな食生活を続けているのだから太るのは当たり前でわざわざ大臣を用意しなくとも肥満は解消できると思うのだが。お酒も食事も腹八分目が良いようで。

Slainte!

( Sep 2006 )

HomeTop