6月4日、私は久しぶりに山崎蒸留所を訪れた。今回は、東心斎橋のCole Bar店主、室田氏に誘っていただいて、日本バーテンダー協会のセミナーに参加する。改装された新しいポットスティルが見れるということで非常に楽しみだ。
天気もよかったので写真を撮ろうと思い、少し早めに到着。美しい緑が夏の到来が近いことを感じさせてくれる。山崎は10回近く来ていると思うが蒸留所というのは何度来てもいいものだ。
古いポットスティルが踏切のそばと蒸留棟の入り口に設置されている。ちょうど昨年のウィスキーマスターズ・山崎編に参加した時に7月から工事が始まると聞いていたので1年近くかかった事になる。
待ち合わせの時間になったので受付付近に向かっていると踏切を渡るグループの中に一際大きな人がこちらへ向かってきた。室田氏だ。こういう時、特徴のある人は見つけやすい。といっても私も大柄の部類に入るが・・・。(ちなみに室田氏は体はデカイが温和な顔立ちとやさしい心の持ち主です)
新しく新設された大きなセミナールームに入り、まずは自己紹介から。参加者は40名ぐらいだろうか。
続いて工場内の見学。いつもならエレベータで2階へ上り、マッシュタンへ行くのだけれど、1階のドアより建物内へ入る。ちょうどマッシュタンの下に案内された。今回は特別ということで汲み上げている仕込水をテイスティングする。非常にやさしい感じのする水だ。
続いて階上のマッシュタンへ。通常見学コースと違って間近で見れる。その隣のウォッシュバッグでは麦汁と仕上がったローワインの味比較。ローワインは塚原氏の言葉を借りると腐ったビールのような味でおいしいとはいえない。
スティルハウスに入ると蒸留の最中で中はとても暑かった。新しい形のスティルは慣らし運転中とのことでまだWhiskyとしては生産を開始していないとのこと。とすると2005年と2006年の山崎モルトはとても貴重ということか。そしてそれが飲めるのは10年ぐらい先となる。また楽しみが1つ増えた。
その後の講義は一般向けよりもさらに内容が濃く、ちょっと難しかったがとても面白かった。そしてお楽しみのテイスティングは山崎のニューポットと山崎、白州の12年、17年とそれぞれの原酒2種類ずつ。やはり山崎のミズナラ樽には興味を引かれる。
結局16時半頃までセミナールームで飲んで、もとい、テイスティングを行なっていた。それから急いでショップへ向かい15年樽出し原酒を購入。そのまま帰ろうかとも思ったが試飲コーナーがまだ開いていたのでミズナラ樽の原酒を1杯オーダー。滑り込みのラストオーダーだったが何とか間に合った。やはり山崎に来たら最後はこれで締めないと。
やはり山崎は素晴らしい。ゲストに対するケアの良さは世界一だと思う。今年3月に英国のWhisky Magazineの"Visitor Centre of the Year"を受賞したのも当然だろう。Scotlandの蒸留所(特に旧UD系!)にも見習ってほしいものだ。
久々の山崎蒸留所を堪能した一日だった。
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