一酒一会

今年の夏も暑かった

立秋を過ぎて少し過ごし易くなったと感じる(ほんの少しだけ・・・)が、今年の夏も去年に匹敵するほど暑い。個人的にはクールビズが導入されて昨年より大幅に仕事環境が改善されたと思う。やっぱり日本の夏にはネクタイはいらん。小池百合子大臣にはこの部分だけは満点をあげたいと思うが。

さて、夏といえば何といってもビール。ビールがない夕食は考えられないし、時には主食となる。実際、米を食べない日はあるがビールを飲まない日はない。外で飲むときもまずは1杯飲んでからということになる。さすがにこの時期はすべてモルトで通すのはつらい。

外で飲むときはやはり生ビールがいい。サーバーから注がれるビールにクリーミーな泡がおいしさを増幅させる。中には
"きれいな泡ができるまで少々お待ちください"
という店もあるが、
"酒飲みの気持ちをわかっとらんなぁ。ビールぐらいちゃっちゃと出さんかぃ!"
と心の中でつぶやく。

まぁ、少し時間がかかっても、サーバーからビールを注ぐというプロセスが、家でのビンやカンのビールと違う雰囲気を出し、おいしい気分にさせてくれるのは間違いないだろう。

このサーバーからビールを注ぐというプロセスを家で楽しめるビールがキリンから発売されている。樽生シリーズである。今月、人の集まる機会があったので買ってみようと思い、酒販店へ行った。専用サーバーの値段を見ると意外と高い。ビールが別で3000円ぐらいする。どうしようかとも思ったが、酒飲みの取る行動はわかりやすい。"まぁ、ええか"とサーバー部分と専用のビール(ブラウマイスターをチョイス)を購入した。

程よく冷えたところでサーバーをセットし、愛用のパイントグラスにブラウマイスターを注ぐ。程よく泡が出たがその上に細かな泡をのせる。
"うん、おいしい"
ビールのうまさに加えてきめ細かな泡、サーバーから注ぐ特別なビールというのもあってとてもよい。大人のみならず子供もビールを注ぐことを楽しめる。また、開栓後もサーバーをつけたまま、冷蔵庫のドアポケットに入るサイズで1週間は大丈夫となっている。

"これはなかなか優れものだ。3日もあれば飲み切れるサイズだし、また買おう。"

そして翌週、2本目を買いに行ったのだが、よく考えてみると、1.5リットル入りの専用ビール(一番搾りとブラウマイスターがある)が1300円ぐらい・・・これって割高なんとちゃうの。いつも飲んでいるエビスの500mlが300円ぐらいだからそれより高いということになる。加えてサーバー部分も安くはない。

しかし買ってしまったサーバー部分は他に何の使い道もない(って、当たり前)し、せっかく買ったんだから使わないともったいない。だがこれを使い続けるということは割高なビールを飲むことになる。

どうしたものかと思いながらも既に3本目の缶が空になった。酒飲みの行動を熟知したキリンは商売がうまい。

Slainte!

( Aug 2005 )

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