一酒一会

日本のパブ

イギリスに行くとどこにいてもあたりを見渡せば必ずパブがある。Londonなんか1ブロックに1軒ぐらいあるんとちゃうかというぐらい数が多い。よく共倒れにならないものだと感心する。そしてScotlandの田舎町に行っても必ず数軒のパブがある。

私はScotlandを旅している時は日に2〜3回はパブに行く。酒を飲むのはもちろんだけどその雰囲気が好きだからだ。昼間は年配のご夫婦が仲良くビール片手にランチを食べていたり、引退された地元の男性陣が毎日のように通う。夜は仕事を終えた人たちが集い、賑やかに酒を飲む。フットボールリーグ終盤の季節では入るのをためらうほど店内は興奮のルツボと化す。

今年、訪れたIslayのパブでは地元の人に何回か酒をごちそうになった。そしていろいろと話を聞かせてもらった(といっても私の英語力では大した話もできないのだが)。地元の人と触れ合うのはその土地を理解する上で貴重な体験となる。そしてパブのスタッフは町のことなども尋ねやすいので日曜日も営業しているパブは旅行者にとっても非常にありがたい。いつ行ってもビールが飲めるのが一番ありがたいんだけど。

こんなにいい酒場が日本にもないものかとパブ形式の店を訪れるのだけど、いっしょなのはキャッシュオンデリバリーだとか、ギネスの生があるだとかでBritish Pubとは程遠い。やはり客層なのだろうか。相対的にパブ形式の店は安いと言われているのからか、客層が若いようだ。でも酒の値段はバーとあまり変わらないと思うが。チャージの分だけは安いけど。

しかし最近、京都で雰囲気のいいパブに巡り会えた。落ち着いた雰囲気で客層は幅広く、週末には年配のご夫婦がギネス片手に食事をしている光景を目にした。地元の人が多いような感じだ。これこそが地元住民の社交場、Public Houseの原点だ。いいパブというのはハード、ソフト両面がよくないと成り立たないのだなと思った。

それ以後、京都に行った時は必ず寄っていたのだが、重大な問題が発生しつつある。私は仕事で京都に行った時に寄ってたのだけれど、そのプロジェクトはそろそろ終わる。そして次はない・・・ということは当分の間行けない。う〜ん、仕事終わって大阪から京都経由で奈良に帰るのはなぁ・・・。さて、どうしたものか。

Slainte!

( Oct 2004 )

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